感謝を

　 よそ様のサイトを廻ってきた。
　面白くてにまにまが止まらない。
　旅行なんてしなくてもあっちを向いてもこっちを向いても理想郷、のような気がしてきた。
　私はもう目指すべき西の地にたどり着いているのかもしれない。

　拍手が有るところでは心のままにコメントを残してきたが――いや、ドキドキするね。
　レスがあるとウハウハするね。

　このドキドキとか、このコメントが迷惑だったらどうしようとか、送る前には結構逡巡する。
　きっとそう思っているのは私だけでは無いと信じたい。

　このドキドキや逡巡を超えて、私のサイトに作品のコメントを残して行ってくれた方々が居る。

　そんな訪問者の方々に、感謝を。

　才と開設当初からヤフーにあった純然たるカウント機能しかないカウンターより、やっぱり拍手って能動的な行動は、見ている方がいらっしゃる、と言うことを実感できる。

　コメントがなくても拍手があるだけで舞い上がります。
　と言う言葉を、よそ様のサイトで見た時、そんな大げさなぁ、と思っていた私が居る。
　大げさじゃ無かった。


　拍手を押してくれた方々に、コメントを残してくれた方々に感謝を寄せて――

一人称

　本の音読を趣味にしている。
　ただ目で追うよりも、声に出て見たほうが読んだ実感と言うか、臨場感と言うか、そういうのが得られる気がするから結構音読している。
　脳内イメージどおりの声がでなくてがっくりすることも結構有るが音読している。

　本にはもちろん一人称が私、俺、僕、わらわなど、色々でてくるが、先日読んだ本はその中でも一際俺が多かった。

　全部音読するのにはページが多かったから部分的に音読しつつ、読後の爽快感に浸っていた。
　その後だった。

　家族と会話したときに、つるっと口から俺が出た。
　私は、と言いたかったんだ。
　そこでつるっと俺がでた。

　俺は――……

　といって凄くショックを受けた。
　自分には似合わない。
　凄く、似合わない。

　しかもその時、俺、と言いつつ私、と言おうかどうかも迷っていたらしい。
　微妙に声は裏返っていてとても恥しかった。


　とりあえず矯正のために、私、と言う一人称が多い本を３冊音読した。
　多分もう大丈夫だ。

脇役

　  ＨＨを読み返していたら、ゴレイヌが少し好きになった。
　理屈じゃなくて感情なんだ！
　ボマーは許せない！

　と熱く語る。
　君は熱いね。

　そしてさらっと４０億分割の話が出るあたりもいい。
　ゴレイヌ、モデルはゴリラ？　だろうか。
　いい味出してる。
　脇役がいいと物語が面白い。

三人一人

　最近やっとロバートなるものがわかった。
　お笑い芸人？
　三人一組。
　地方に行くとロバートと言う名前の一人だと誤認されて弁当がひとつしか無い悲劇が有ると語っていた。

　１３丁目笑劇場で見たのか。

　笑いと言うより行動の芸人かとも思う。
　あの時の芸人さん達の中ではわりと観客席とのやり取り、雰囲気のと作り方が上手い方だとは思ったけど、舞台芸人では無い感じだ。
　テレビの中の芸人だ。

　帰りには出待ちの人たちも居たけど(つかあの人たち、誰を待っていたんだろう。芸人グループの数の割りに少なかったし、花束とか一個ももらえない芸人さんが居たら結構かわいそうだ)あの時は彼らのこと知らなかったし、初見だとしても出待ちで顔でも見てみようか、と思えるほどの面白さは無かった。

　頑張ってほしーなー。
　面白くなって欲しい。
　もっともっと、ずっと。