またしても氷の花束！

これほどまでに一冊に時間をかけた本は久しぶりだ。
内容量的なものならこのくらいの本は小一時間程度でぺろりと読んでしまうのだが、この本には殆ど一日かけた。

読みにくいわけではない。
むしろウェブにあったときより内容は洗練されてとても読みやすくなった。
内容もグレードアップだ。
同じ軸の話なのにもう一つ物語が読めたようでお得度満点。
読みやすくなったのだが！　その分悶えやすくなったのだ。

何ページか読むとなんともいえないうわー！　うわー！　と言う気分になり本にしおりを挟んで席を立ち、部屋をうろちょろしてついでに雑事をこなして気を落ち着けてから続きを読む。
と言うことを繰り返していた。
なんともいえないうわー！　うわー！　うわー！　という気分！
ラブストーリーだ。互いに歪みまくったラブストーリーだ。
そのゆがみを越えてどうして互いは立ち向かうのか向かい合うのか！
先を知っていても先が読めない、頭の中や心臓がこそばゆくなるようなこそばゆすぎて落ち着かなくなるようなラブ、ラブ、らぶ！！

ラーシャリオン、ミリア！
あーもう！　うわー！