無題

よさこいの最終日、ふらりと立ち寄った札幌駅前でアイス爽のサンプルを頂いて嬉しくなる。
いい日だった。

実際入荷の値上がりに伴うアイスの値上げにメーカー側も苦しいのだろうとは思う。
私の近所のスーパーでも二十数円、どんぶり勘定でどかんと見れば３０円値上がりしている。
昨日なんかはアイスを買いに行って値上がりしているなぁ、と思いながら店内をふらついた挙句値上がりしていないコカコーラカロリーゼロを買って帰って来てしまった。
確実に値上がりは購買意欲を減退させている。

高くなっていても買わざるを得ない物、高くなっていても構わずに買うものなどもあるがそれ以外の範疇にある品物は苦しいだろう。
卵も高くなった。

物価の値上げ自体は別に悪くない。
ただ、ものの値段が上がるのに所得が上がらないのが気に入らないが。
どれだけメーカーがコスト削減にいそしんでも物の値段は上がる。
商品価格に上乗せして値上げをしても、その値上げ分の全ては原油と穀物に吸収されて誰に手元にも残らず流出していく。
こうなると尚厳しいのがサービス業だろう。
いまタクシーなどは独り者でも倒産するといわれている。
冗談抜きで仕事にならんと言う話だ。
収入は増えないのに支出は増えるからなお人々はタクシーに乗らなくなる。
タクシーはあればいいけど無くてもいいものの典型ではないだろうか。
時間に余裕をもって行動していれば公共の交通機関もかなり広域に展開されている。

雨が降っても風が吹いても客は居ないと悲鳴が聞こえる。